カニ餃子激マズ編

 今日は日が悪いから別の日に改めてデモンストレーションをさせてもらおうと
 何とか連絡が取れた社長が言い出し今日は諦めよう!という雰囲気が漂い撤収
 ムードが高まる中「夕方の16時からデモお願いします」と先方から言われて
 しまったので宇都宮に行く事は確定。心を切り替え夕方までに餃子を満喫して
 楽しむ事にする。さっそく同僚一押しのみんみんへ行って揚・水・焼の三種類
 の餃子とライスをオーダーし食す。意外っちゃ失礼だが美味しくてハイエナの
 ように平らげる。そう言えば水餃子を食った時にタレのラー油部分があたかも
 フィニッシュコーワの如くのどの奥に直撃し死ぬ程死ぬかと思ったが気合いで
 克服。やや食い足りない印象だったのでみんみんでおかわりすればいいじゃん
 という声をあえて制しみんみんの超近所であるシンフーなる店へチャレンジ。
 ところがこのシンフーなる店がまさかの大型地雷。店の外装はそこそこまとも
 に見えたのだがいざドアを開けて店内に入った時点で猛烈な違和感を感じる。
 みんみんはランチ時と言う事もあって満員だったのだがシンフーは同じ時間帯
 にも関わらず自分ら意外の客がいないというちょっとした貸しきり状態だし。
 ここで後に引けば被害は最小限に食い止める事が出来たのだがあえてみんみん
 の近くに店を構えてるという男気という名の無謀さに心を打たれたのが強いて
 言えば敗因だろうか?頭の中に鳴り響いていたエマージェンシーサインを事も
 あろうか見逃してしまった。この店のメニューにはかなりの種類の餃子が用意
 されており個人的にとても気になる「純和風カニ餃子」と言う今思えば確実に
 矛盾してる名の餃子をチョイスしてその他にノーマルとエビとイカを頼んだ。
 やがて餃子が運ばれてきたのでまずノーマルから食すが思わずみんな無口に。
 そんなはずでは!と純和風カニ餃子を一口食べる。これが眠気が吹き飛ぶ程の
 強烈なマズさ。高級ズワイガニたっぷりという謳い文句も虚しくカニの風味を
 そこから感じ取るのは味皇料理会総帥村田源二郎でも無理だと思う程の代物。
 個人的なイメージとしてはザリガニとかヤドカリを無理に食えばあんな味なの
 かもという印象。ネタとしてはとても上等だが身体のためにならん店でした。
 無理にフォローするならポン酢と和がらしでお召し上がり下さいと書いてある
 方法で純和風カニ餃子を食べなかったのが悪いのかもしれないが通常の餃子の
 二倍の値段なくせにじゃんけんで負けた方が食うという罰ゲームになっている
 事からも味の次元は察してもらえると思う。久々にコメカミに青筋を感じた。