鍵を無くした鍵っ子の気持ち

 基本的にはいつも鞄の中に家の鍵を入れて持ち歩いているのだがちょっと前の
 休日にふとしたきっかけから鍵を使いそのまま家に放置してしばらくたった。
 自分より嫁の方が仕事の帰りが遅くなる事なんてまず無いので油断していたら
 なんと嫁が十時間くらい残業をする事が確定。こっちも中途半端に帰る時間が
 遅かったので夜分に大家さんを呼んで玄関の鍵を開けてもらうわけにもいかず
 ひたすら嫁を待つ羽目になる。何てったって自業自得なので我慢するしか無い
 のだがこんな日に限って嫁の仕事が終わるのが午前三時。近所のマンガ喫茶
 仮眠を取ろうと試みたが思わず自分が飛び起きるほどのいびきを発してしまい
 他のお客さんの迷惑になるだろうと心を痛め結局は眠れず帰宅すると三時半。
 家に帰り軽く飯を食ってそのまま倒れ込むように就寝。泥のように眠るという
 言葉がるけどいつも泥が眠るんかい!と心でツッコミを入れていたが今は少し
 泥の境地に達する事が出来たかも。っていうか起きてる泥っていないのかね?